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千代子さん2

かわぎっしー

  • 2017/02/20 (Mon) 16:50:22
今回は食後からの介助を五分を目安に行う事から予め椅子には浅めに腰掛けて千代子さんになって下さい
以下シナリオもどきの流れになります
ご意見訂正大歓迎ですので宜しくお願いします
尚千代子さんは認知症と麻痺の為概ねクローズドクエスチョンを使用します

******
食事と服薬を済ませた所からの椅子から車椅子への移乗を千代子さんにお願いします
「千代子さん今日は良く召し上がられましたね、お薬もご協力ありがとうございました助かりました、車椅子へ移るのでお手伝いさせて頂いて大丈夫ですか?」*アレンジ可*

千代子さん頷く

「千代子さん椅子を引きますね」と越えかけしてから椅子をテーブルから大きく90度程度各々のやり易い形へ動かします
次に車椅子を千代子さんの前に設置します
これも千代子さん役の体格に合わせて設置し必ず車椅子のストッパー等の安全を確認してください

-椅子から車椅子への移乗-
「千代子さん左足を少し後ろへ引けますか?」
と声賭けしつつ左足足底がしっかりと支持をとれる場所にある事を確認します
千代子さんには左手で千代子さんから見て右側になる車椅子のアームレスト逆手?(千代子さんの親指が千代子さんに向く方向で)
を握って貰います
「千代子さんこちらをしっかり握ってくださいね」と声掛けして左手を導きます
次に介護者は千代子さんの患側である右側から右ひざと臀部に手を添えて千代子さんのタイミングで移乗して貰います
「千代子さんお辞儀をするように立ち上がってみましょう立ち上がりましょう」
千代子さんの左足に力が入ったのを確認してから臀部を上げる介助を行います
この時アームレストを逆手に持つ事で立ち上がりと共に身体が半回転している筈なので患側にいた介護者は半回転の状態で立ち上がった千代子さんの前に立ち両腋に腕を入れる体勢に変わり千代子さんが無事に座れるよう介助します
「ゆっくり腰を下ろしてくださいね」
千代子さんが無事に車椅子に座れたら足をフットレストに上げます
「はい、無事上手く移れましたねありがとうございました、元気な方の手で右の手を守っててくださいね、車椅子動きます
では千代子さん洗面所に行きますね」
こちらまでが車椅子への移乗と声掛けです


-排泄と口腔ケア-
千代子さんの居室もしくは洗面所での介助前提の会話になります
「千代子さんお手洗いと歯磨きをしたいのですが、今おしっこしたい感じありますか?」
(認知の方には直接的な表現も盛り込みたいのであえて「おしっこ」の単語いれました)
*千代子さん無しの表現*
「では歯磨きだけ済ませましょうか?」
*千代子さん受け入れの表現*
「お顔の前失礼します」と言ってから前掛けタオルをします
うがい→ガーグルベース→歯磨き
歯磨き後の口腔内確認
「千代子さんゴメンなさいお口の中を見せてくださいね」
最後にうがいをして口腔ケア終了

-居室での更衣とベッドへの移乗-
今回は千代子さんの疲れにも配慮し移乗を一度で済ませるために更衣の殆どを車椅子で行います場所はベットの隣になります
(車椅子のタイプにもよりますがもしベッド側のフットレスト等が開くものであればここで開けておきます)
脱健着患
基本的に健側はご自身で行って頂く様に声掛けを行います
「お着替えのお手伝いをさせてください」
上衣は普通に行いますが下着衣には靴を一度脱がせ腿辺りまで下着衣を上げもう一度靴を履きます
「ではベッドに移りましょう、先ほどの車椅子の時と同じように目の前の手すりを掴んでお辞儀をするように立ち上がってみましょう」
この時介護者は千代子さんの前側に入り込み右ひざの保護と下着衣の引き上げを同時に行います、着衣が済んだら千代子さんにベッドに端座位になって貰います
「ゆっくり腰かけましょう」
着心地のわるい場所はありませんか?」
*こちらの反応は率直に*
「千代子さん寝るまでまだ少し起きていますか?」
*千代子さん拒否*
「では少し食休みにしまょうか?」
*千代子さん頷く*
千代子さんを臥床させる
「千代子さんまだ夕ご飯が終わったばかりなので頭の位置を少し高くして右側を向いて貰いたいのですが大丈夫ですか?」
*千代子さん許諾*
頭部30度程度にギャッチアップのうえ右側臥位にし枕等を入れる
右腕の巻き込みに充分注意してください
「千代子さん、またお休みの準備にお邪魔しますがオシッコしたくなったらナースコール押してくださいね」
千代子さんの手の届く範囲にコールボタンを置いて退室


-----必要物品-----
タオル、歯ブラシ、コップ、ガーグルベース、車椅子、L字サイドレール、着替え、コールボタン、体交クッション